Sequatorのすすめ

先日『Starry Landscape Stackerのすすめ』というタイトルで、
Mac向けの星景写真用スタックソフトについて記事を作成しましたが、
公開後まもなくWindows用のソフトはないの?という声が多数聞こえてきたので、
あらためてWindows向けの使いやすいソフトを探してみました。

そこまで沢山のソフトを試したわけではないですが、
割と使いやすいソフトが見つかったので紹介したいと思います。

ソフトの名前は”Sequator”
開発者のサイトはこちら→ https://sites.google.com/site/sequatorglobal/

ソフトの導入手順と使い方に関して動画を作成しましたので、よろしければご覧ください

サンプルのRAWデータもアップロードしてあります。
(Lightroom等で周辺減光と歪曲収差の補正、WBの調整をしTIFF形式にした上でご利用ください)
https://drive.google.com/open?id=1_fHR32hVaqozXFO43pNsDh7M3_FfKOXw

 

ご質問、ご指摘等がありましたら遠慮なくメールやコメントでご連絡ください


Starry Landscape Stackerのすすめ

多くの人にとって星景写真の入り口は明るいレンズを使った固定撮影になると思うのですが、
撮ってみればわかるとおり、固定撮影では露光時間に応じて星が点ではなく線として写ってしまいます。

では、星をより点に近い形で撮影するにはどうしたら良いか、という話になりますが、
赤道儀を使わないのであれば、単純に露光時間を短くするほかありません。

ただし、写真の明るさと被写界深度を保ったまま露光時間を短くするにはISO感度を上げる必要があり、
今度はノイズが増え画質が低下するといった問題が生じます。

今回紹介するStarry Landscape Stackerというソフトは、この増えてしまったノイズを低減するためのソフトとなります。
(https://itunes.apple.com/us/app/starry-landscape-stacker/id550326617?mt=12)
具体的には、露光時間を短くして撮影した写真を複数枚重ね合わせる(スタックする)ことでノイズを低減します。
このとき各写真の間で星の位置はズレていますが、
Starry Landscape Stacker
は、空(星を含む)に該当する部分を回転・平行移動させ、星の位置を合わせてスタックしてくれるという優れものです。
勿論、地上に該当する部分のスタックも同時にやってくれます。

スタックによるノイズ低減の原理については割愛しますが、
イメージとしてはランダムに発生するノイズを平均化し、わかりにくくするといった感じです。

以下の写真はスタック前後を比較したものですが、
パッと見でもわかるレベルでノイズが低減されており、その有効性が確認できます。


それでは、撮影時の設定からソフトの使い方まで順に説明していこうと思います。
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